防災・防犯に向けた地域連携

八地区「子ども緊急避難の家」活動

地域の安全を地域の手で」という基本精神に基づき、八地区では本校に事務局を設置し、市内に先駆け平成10年から地域と小中学校の緊密な連携と協力による活動を展開しています。一般家庭、マンションや店舗、各施設など160軒を超える協力者の方がいます。小中学校の校外部委員と第八地区青少対委員が地区担当者になります。

「子ども緊急避難の家」連絡会の開催

毎年、 八中学区の小中4校の校外委員、PTA会長、校長、副校長、生活指導教員ならびに青少対委員と府中市の事務局が一堂に会し、「子ども緊急避難の家」連絡会を開催します。
一回目は新年度のPTA体制も固まった5月連休後に、二回目は3学期です。活動内容の説明と協力依頼訪問の手順の確認、ならびに校外委員は地区班に分かれ、それぞれの地区担当者を決めます。
各校から約80名の校外委員など総勢100名以上が参加します。

挨拶する青少対八地区委員長、八中校長ならびに府中市事務局(児童青少年課健全育成担当)
このあと、各校の校長はじめ学校関係者の自己紹介がありました。

地区ごとに分かれ討議する校外委員の皆さん

各校の校長、副校長、生活指導教員

連絡会を準備・運営した八中副校長と生活指導担当、ならびに青少対の方々と市事務局

 

協力者への戸別訪問
生徒達が協力者の方を戸別に訪問し、感謝の手紙を携えお礼のメッセージを伝えます。毎年、夏休み明けに集団下校訓練と併せ実施しています。

青少対とPTAならびに教員合同の「地区パトロール」

夏休み前後の2回、青少対とPTAならびに教員が合同で学校区のパトロールをします。夕方本校に集合し、3-4班に分れ自転車で各地区を1時間ほど巡回します。毎年、50名以上の保護者が参加します。

災害時における「地域初動体制」の組織化

災害時に本校は地域住民の避難所となります。特に夜間や閉校時には自治会代表の方、地域に在住している学校関係および行政関係の方が避難所の開設と避難民の受け入れをいたします。このため定期的に校内環境の点検や手順の確認、誘導訓練を行っています。